HOME
JACOBS
MSD
SPLITFIRE
HYPERTECH
PARTS
NEW PRODUCTS
TECH. INFO &整備受付
FROM MECHANIC
ON LINE SHOP

このコーナーでは、日頃車の整備に携わっているメカニックが感じた事や日本とアメリカの車社会、文化の違いなど思いついた事をアップしていきたいと思っています。

日本では乗っている車を下取りに出したり買い取ってももらう場合、ボディーの傷、へこみ等が価格に大きく影響してくるがアメリカの場合、少しの傷やへこみは車そのものの走る機能がしっかりしてさえいればほとんど価格に影響はない。車本来のあり方の認識の違いなのだろうが、ちょっとの傷や外観ばかりに神経質になっている日本がちょっと悲しい。壊れて修理に入ってくる車の大半がもう少し日頃のメンテナンスや走る機能に気をつけていればと思うケースがあまりにも多い。大きく壊れる前に壊れない手入れを心がけるのを以前の日本よりおろそかにしてしまっている。車に自然治癒能力は無いというのに。最近の日本はアメリカの悪い部分のみ取り入れ、本来の良い面は見逃してしまっているのだろう。最近入庫した車でオーナーは若いお客さんなのだがボディーは傷があったりしていたがエンジンフードを開けたら換えるべきものはより良いパーツに交換し行き届いた手入れがなされていて何故かとてもホッとしたのと同時にその人がとてもカッコ良く感じられた。
ちょっと前になるが、皆さんは映画「トランスフォーマー」をご覧になっただろうか？
ハンブルビーと名づけられたイエローボディーのカマロが出てくるのだが、これがかっこいい！
ボディーは傷やへこみで薄汚れているがエンジンフードを開けるとそこには綺麗にチューンナップされたエンジンが現れる。こういう意外性に人間は感動したりするんだと思う。
ツンデレみたいなものかな。

画像は映画トランスフォーマーより